「三線はこんなに楽しい!初心者でも簡単!沖縄三線の始め方」
三線(さんしん)って聞いたことありますか?
文字通り3本の弦がある弦楽器です。沖縄の曲などでよく見たり聴いたりしますね。
三線が弾けたらいいなあ、なんて思ったことはありませんか?
私もそう思っていましたが、なかなか機会がありませんでした。
でも実際に触ってみて弾いてみると、これがすごく楽しい楽器なんです。
そこで!今回は三線初心者が3ヶ月である程度弾けるようになった体験談も含め、
初心者でも簡単に三線が弾けるようになる方法をお伝えしたいと思います。
最後まで読んで頂ければ、三線の楽しみ方や弾き方がわかります。
是非参考にしていただいて、三線にトライしてみてくださいね!
【筆者プロフィール】
38年勤務した会社を早期退職しフリーランスで活動するアクティブシニア
ギター歴50年、 バンド歴45年、
現在もオヤジバンドと女性ボーカルバンドの2つのバンドで活動中
ライブでBEGINの島人ぬ宝を三線でやりたいなと思ったのがきっかけ
スタジオ練習の反省会で寄った沖縄料理店で三線教室を開いているのを知って、
参加してみたのが三線のスタート
目次
1.三線ってどんな楽器?楽しいの?
①三線はこんな楽器
②三線は楽しい
2.三線を弾いてみよう
①三線の弾き方
②楽譜の見方
③三線教室って?どこで練習するの?
3.三線の選び方
①セットで購入が楽
②どこで買うの?
4.まとめ
1.三線ってどんな楽器?楽しいの?
三線という楽器をご存知でしょうか?
BEGIN(ビギン)という沖縄出身のバンドの楽曲などでも使用されており、聞いたことがある方も多いと思います。
この項目では
①三線はこんな楽器
②三線は楽しい
という2つの事を中心に、ご説明したいと思います。
①三線はこんな楽器
三線は沖縄の伝統的な弦楽器です。見た目は三味線とよく似ています。
沖縄の民謡などに使われるもので、3本の弦があります。
ちょっと鳴らしてみただけでも、沖縄のゆったりした時の流れを感じることができるとても味のある楽器ですね。(写真は「写真ACより)」
②三線は楽しい
三線はアコースティックな楽器なのでいつでもどこでも楽しむことができます。
大きさもそれほど大きくないので持ち運びも苦になりません。
また、三線って歌いながら弾く楽器なんですね、だから演奏するだけではなく、基本的には弾き語りみたいな感じで歌いながら弾くんですね。
どちらかというと歌がメインかもしれません。
歌うことが好きな人にはもってこいの楽器といえますね。
チャレンジした曲が少しずつ弾けるようになるのはとても嬉しいです。
また、弾きながら歌えるようになるのもすごく嬉しいです。
初心者の時はこの自分の成長が感じられることがとても楽しいものです!
練習すればするだけ弾けるようになる、いつも身近においておいて気軽に弾ける、
みんなと一緒に歌いながら楽しむこともできる!
三線って本当に楽しい楽器だと思います。
2.三線を弾いてみよう
楽器はまず触ってみるのが一番です。
基本的なことを頭に入れたあとは、
実際に三線に触れてどんどんトライしてみましょう。
この項目では
①三線の弾き方
②楽譜の見方
③三線教室って?どこで練習するの?
という3つの事を中心に、ご説明したいと思います。
①三線の弾き方
まずは持ち方ですが、ギターや三味線と同じように構えます。(写真)
左手で竿と言われる部分の先を支えて、右手で弦を弾きます。
弦を弾くには専用の爪という道具を人差し指につけます(写真)
ギターを弾く方が使う、ピックというものを使ってもいいようです。
立って弾く弾き方もありますが、まずは座って、背筋を伸ばしたよい姿勢で始めましょう!
最初は音の高さを合わせるチューニングが必要です。3本の弦の高さを、歌や一緒に演奏する人に合わせて、CFCやBEBでチューニングします。今は簡単に合わせられるチューナーがありますので利用するのがおすすめです(写真)
構えて一番上の弦が男弦、真ん中が中弦、一番下が女弦です。(写真、仮)
②楽譜の見方
三線の楽譜は、工工四(くんくんしーと読みます)という漢字で書かれています。
最初はちょっとびっくりしますよね、でも覚えてしまえば難しくありません。
この漢字が音の高さと三線の押さえる場所をあらわしています。
弦は3本ありますので、それぞれの弦と押さえる場所が下の写真です。(写真)
三線はギターのようにフレットというものがないので、押さえる場所がわかりにくいですが、初心者用には竿にシールが貼ってありますので、その位置を押さえれば大丈夫です。(写真、仮)
おすすめは多くの方が最初に練習する曲、沖縄の民謡「安里屋ゆんた」です。
安里屋ゆんたの工工四です。⚪︎の印は休符の意味ですね。
楽譜の漢字を見て押さえる場所を確認し、縦に読みながら弾いていきます。
前奏があって途中から歌が始まり右側に歌詞が書かれていますね。
まずはゆっくりでいいので、一つ一つの音と抑え方を確認しながら弾いていきましょう
爪は基本的に、上から下に、下に弦がある場合はそこに当てて止めるように弾きます。
沖縄の歌は結構何番までもあるものが多いので、弾き方をまず覚えてしまって、
そのあとで歌詞だけ見ながら歌い、歌詞も覚えて何も見ないで弾いて歌えるようになることが重要です。なかなか難しいですが、ここは繰り返し練習するしかないようですね。
③三線教室って?どこで練習するの?
さて、どうやって練習していくかですが、一番簡単なのはYouTubeでの練習です。
歌と演奏が聞けるものも多いですし、工工四などが表示されるものもあります。
先ほどの安里屋ゆんたなど、いろんな方が曲をアップされているので調べてみてください。
近くに三線教室がある方などは体験レッスンなどに行ってみるのも良いですね。
私が始めたのは、沖縄料理店でもある「にぬふぁ星」です。練習の後美味しい沖縄料理も食べられますよ。詳しくは下記のサイトをご覧ください。
にぬふぁ星 三線教室
https://nakanocchi.com/shop/ninufasanshin
三線の練習場所ですが、三線は歌いながら弾く楽器です。それほど大きな音は出ませんが、周りが気になる場合などは、カラオケボックスがおすすめです。多くのカラオケボックスで三線の持ち込みが可能です。事前に確認してみてください。ここなら大きな声で歌と三線を練習することができますね。(まねきねこ写真)
ここにあげたのは三線の弾き方、学び方の一例です。
人それぞれのやり方があると思いますので、一つの参考にしてみてください。
やっぱり一番大事なのは楽しみながら続けることだと思います!
3.三線の選び方
自分に合った三線はどうやって選べばいいのでしょう?
大まかな三線の種類やその音色、価格帯、購入手段がわかれば、
あなただけの三線を手に入れることができます。
この項目では
①セットで購入が楽
②どこで買うの?
という2つの事を中心に、ご説明したいと思います。
①セットで購入が楽
いざ始めようとなると自分の三線が欲しくなりますよね。愛着が持てる自分専用の三線を選んでみましょう。三線にはニシキヘビの皮を使うのですが、安いものはビニール製だったりします。また竿の材料によっても価格が変わってきます。(硬い木の方が高いです。)
ビニールのもので3万前後、ニシキヘビの皮とビニールを合わせたもので5万から10万、
ニシキヘビの皮だけで作ったものは数十万から百万以上のものまであります。
最初は三線の本体だけでなく、爪やケース、スタンドなど基本的に必要なものがすべてセットになっているものがいいかもしれません。(写真)
②どこで買うの?
最初は沖縄に行って買うのかな、ぐらいのイメージでしたが、都内にも三線のショップがあるのです。新宿にある「ちんだみ」さんを紹介します。お店の人が親切にいろいろ教えてくれるので最初はここで三線に触れることから始める、というのもおすすめです。
沖縄が本店で、福岡にもお店があるようですね。
ちんだみ三線店
https://chindami.com/?mode=f12
本当はこのような実店舗で、弾いた感じや音を確かめて買うのがおすすめですが、難しい場合はネット通販でもリーズナブルな価格でたくさん販売されています。最初は手頃な価格の入門セットをネットで購入してスタートするのもありかもしれませんね。
三線に限らず、楽器選びは音やスペック、価格などいろいろあって迷ってしまいますね、
でもそれも楽しみながら自分だけの三線を見つけて、長く付き合って欲しいなと思います。
私は二重ばりという、蛇の皮とビニールのもの、黒ちゅんという竿の素材のものに魅力を感じました。価格は長く使うのならば元は取れると思っていましたので、決め手はメンテナンスのしやすさと音色でした。
4.まとめ
今回は、初心者でも簡単に楽しんでもらえる三線の始め方についてまとめてみました。
1.三線ってどんな楽器?楽しいの?
①三線はこんな楽器
②三線は楽しい
2.三線を弾いてみよう
①三線の弾き方
②楽譜の見方
③三線教室って?どこで練習するの?
3.三線の選び方
①セットで購入が楽
②どこで買うの?
三線は誰でも気軽に始められるとても楽しい楽器です。
そしてある程度の弾き方、楽譜の見方を覚えれば誰でも弾けるようになります。
何か趣味が欲しいなあとか、楽器ができるといいなあと思われている方、沖縄の音楽とか民謡に憧れている方、三線を始めてみませんか!
自分の三線を手に入れて、何曲かマスターすれば、どこかで披露することも出来ますね!
三線を持って沖縄を旅するなんていうのも素敵ですね、
きっと思い出に残る楽しい時間が過ごせると思いますよ!
ご覧いただきありがとうございました。
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